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リフォーム知恵ブログ
2024.09.09

戸建ての外壁塗装の相場は?費用の内訳や安く抑えるためのポイントを紹介

塗装

戸建ての外壁塗装は住宅の美観や機能性を維持するために、定期的に行う必要があります。外壁塗装にかかる費用は住宅の大きさや使用する塗料、立地条件などによって変動するのが一般的です。

外壁塗装を検討している方のなかには、「戸建ての外壁塗装の相場は?」「業者はどうやって選べばいい?」など、考えている方もいるのではないでしょうか。

この記事では、戸建ての外壁塗装の相場をはじめ、相場を決める要素や費用を抑える方法、外壁塗装業者の選び方などについて詳しく解説します。

戸建ての外壁塗装の相場 

カラフルなペンキ

戸建ての外壁塗装の相場は、一般的に80万円~120万円程度と言われています。

ただし、この金額は住宅の規模や塗装面積、使用する塗料の種類、外壁の状態などによって大きく変動します。

たとえば、25坪程度の一般的な戸建て住宅の場合、90万円前後が相場となります。一方、40坪以上の大型住宅になると120万円を超えることも珍しくありません。

また、塗料の種類によっても費用は変わります。一般的なアクリル系塗料を使用する場合は比較的安価ですが、耐久性に優れたシリコン系やフッ素系塗料を選択すると費用は上がります。

さらに、外壁の劣化状態によっては下地処理や補修作業が必要となり、追加費用が発生することも少なくありません。

このように、戸建ての外壁塗装の相場はさまざまな要因によって変動するため、正確な費用を知るには複数の業者から見積もりを取ることが重要です。

外壁塗装の費用内訳 

ペンキ

外壁塗装の費用は、大きく分けて「塗料代」「人件費」「足場代」「その他費用」の4つから構成されています。

ここでは、それぞれの項目の概要を紹介します。

塗料代

塗料代は外壁塗装費用の約20%を占め、使用する塗料の種類や品質によって大きく変動します。

一般的な塗料の種類には、アクリル系、ウレタン系、シリコン系、フッ素系、無機系があり、それぞれ耐久性や価格が異なります。

たとえば、アクリル系塗料は比較的安価で1平方メートルあたり1,000〜1,500円程度ですが、耐用年数は3〜6年と短めです。一方、フッ素系塗料は1平方メートルあたり3,000〜4,500円と高価ですが、耐用年数は12〜20年と長く、長期的にはコスト効率が良いとされています。

塗料の選択は予算だけでなく、住宅の立地環境や希望するメンテナンス頻度なども考慮して決定することが重要です。

人件費

人件費は外壁塗装費用の約30%を占め、工事の難易度や期間、職人の技術レベルによって変動します。

一般的な戸建て住宅の場合は3〜5日程度の工期が必要で、1日あたりの人件費は2〜3万円程度が相場です。ただし、住宅の構造が複雑であったり補修作業が多く必要だったりする場合は、工期が延びて人件費が増加することがあります。

また、高度な技術を要する特殊な塗装や細かい装飾が多い家屋の場合も、人件費が高くなる傾向があります。

質の高い仕上がりを求める場合は経験豊富な職人を選ぶことが重要ですが、それに伴い人件費も上昇する可能性があることを念頭に置く必要があるでしょう。

足場代

足場代は外壁塗装費用の約20%を占め、住宅の高さや構造によって変動します。

一般的な2階建ての戸建て住宅の場合は足場代の相場は15万円〜20万円程度で、1平方メートルあたり500〜800円が目安です。

足場の設置は作業の安全性と効率性を確保するために不可欠で、設置費用と撤去費用の両方が含まれます。住宅の高さが高くなるほど、また外壁の形状が複雑になるほど、足場の設置が難しくなり、費用が増加する傾向があります。

なお、「足場代無料」などの過度な割引を謳う業者の場合は、他の費用に上乗せされている可能性があるため、注意が必要です。

その他費用

その他費用は外壁塗装費用の約30%を占め、さまざまな要素が含まれます。主な項目としては、養生材料費、高圧洗浄費、下地処理費、シーリング材費、諸経費などです。

養生は塗料の飛散を防ぐために重要で、1平方メートルあたり300円程度かかります。

高圧洗浄は塗装前の下地処理として必須で、1平方メートルあたり200円程度です。シーリング材の打ち替えは建物の気密性を保つために重要で、10万円程度かかることが多いです。

また、外壁の状態によっては補修作業が必要となり、追加費用が発生する場合があります。諸経費には、廃材処理費、保険料、事務管理費なども含まれ、これらの費用は業者によって異なるため、見積もり時に詳細を確認することが重要です。

戸建ての外壁塗装の相場を決める要素 

塗装

戸建ての外壁塗装の相場はさまざまな要因によって決まります。ここでは、戸建ての外壁塗装の相場を決める要素を紹介します。

塗装面積

外壁塗装の費用は、塗装面積によって大きく左右されます。塗装面積とは、建物の外壁全体の面積から窓やドアなど塗装しない部分を差し引いた面積のことであり、塗装面積が増えると費用も高くなります。

一般的に、延床面積に係数1.2を掛けることでおおよその塗装面積を算出できます。この係数は1.1〜1.7の範囲で変動しますが、1.2が最も一般的です。

たとえば、30坪の住宅の場合は延床面積は約99平方メートルとなり、塗装面積は約119平方メートル(99平方メートル×1.2)となります。

外壁塗装の見積もりを依頼する際は、塗装面積や塗料の種類、作業内容を詳細に確認し、複数の業者から見積もりを取ることが重要です。

塗料のグレード

外壁塗装の相場を左右する大きな要因の一つが、使用する塗料のグレードです。

塗料のグレードは主に耐久性と価格に関係しており、一般的に耐久性が高いほど価格も高くなります。主な塗料のグレードには、アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素などがあります。

最も一般的なシリコン塗料の場合、耐用年数は10〜15年程度で、価格は中程度です。一方、最高グレードのフッ素塗料は耐用年数が15〜20年と長く、価格も最も高くなります。

塗料のグレードは外観の美しさや機能性にも影響するため、予算と希望する効果のバランスを考えて選択することが大切です。

外壁の種類

外壁の種類は、塗装の相場に大きな影響を与える重要な要素です。

外壁材料は、サイディング、ALC(軽量気泡コンクリート)、モルタルなどが一般的です。サイディングやALCの場合、目地(コーキング)の補修が必要となるため、モルタル外壁と比べて費用が高くなる傾向があります。

たとえば、サイディング外壁では劣化した目地の打ち替えや増し打ちが必要となり、その分の費用が加算されます。一方で、モルタル外壁は目地がないため、この補修費用が不要です。

また、外壁の素材によって適した塗料や塗装方法が異なるため、使用する材料や作業工程にも違いが生じ、結果として費用に差が出ます。

補修工事の有無

外壁塗装の相場を大きく左右する要素の一つが、補修工事の有無です。

建物の築年数や過去のメンテナンス状況によって、外壁の劣化具合は大きく異なり、ひび割れやコーキングの劣化、サビ、コケの発生など、さまざまな補修が必要になることがあります。

たとえば、ひび割れの補修は1〜10万円/箇所、コーキングの打ち替えは900〜1,200円/mほどかかります。

また、外壁に穴や傷がある場合は1〜6万円/箇所、コケや藻の除去は200〜500円/平方メートルの費用がかかることもあります。

立地条件

立地条件は外壁塗装の相場に大きな影響を与える重要な要素の一つです。

特に海沿いの地域では、潮風による塩害の影響を考慮する必要があります。塩害対策として耐久性の高い塗料を使用したり、より頻繁なメンテナンスが必要になるため、費用が高くなる傾向があります。

また、高地や山間部など紫外線の強い地域では、耐候性に優れた塗料を選択する必要があり、これも費用増加の要因の一つです。

都市部と郊外では、職人の人件費や材料の運搬費などにも差が出るため、同じ規模の住宅でも立地によって相場が変わってくる可能性があります。

付帯物の数

外壁塗装の相場を左右する重要な要素の一つに、付帯物の数があります。

付帯物とは、外壁以外の塗装が必要な部分のことを指し、主に雨樋、破風板、雨戸・戸袋、シャッターボックス、水切り、換気フードなどが代表的です。

これらの付帯物の数が多いほど、塗装にかかる手間と時間が増加し、結果として費用が高くなります。

たとえば、窓が多い家屋では雨戸やシャッターボックスの数も多くなるため、付帯塗装の費用が上昇します。一方で、付帯物が少ない場合はその分費用を抑えることができます。

階数

建物の階数は、外壁塗装の費用に直接影響を与える重要な要素の一つです。一般的に、階数が増えるほど塗装面積が増加し、足場の設置費用も高くなります。

たとえば、2階建ての住宅よりも3階建ての住宅の方が、足場の組立に必要な人数や時間が増えることに加え、作業の難易度もあがるため、費用が高くなる傾向があります。

さらに、屋根の勾配(傾斜)も費用に影響します。急な勾配の屋根では、作業が難しくなるため、追加の足場や安全対策が必要となり、その分の費用が増加します。

外壁塗装の費用を抑えるためのポイント 

青い瓦

ここでは、外壁塗装の費用を抑えるためのポイントを紹介します。

相見積もりを3社以上取って比較する

外壁塗装の費用を抑えるための最も効果的な方法の一つは、3社以上から相見積もりを取って比較することです。

これにより、適正な価格帯を把握し、不当な高額見積もりを避けることができます。相見積もりを取る際は、同じ条件(塗装面積、使用する塗料の種類、工事内容など)で依頼することが重要です。

各業者の見積もり内容を細かく比較し、単に価格だけでなく、使用する塗料の品質、工事の保証内容、アフターサービスなども考慮しましょう。

外壁と屋根を同時に塗装する

外壁と屋根を同時に塗装することは、費用を抑えるための効果的な方法の一つです。

この方法の最大のメリットは、足場代を節約できることです。外壁塗装と屋根塗装を別々に行う場合、それぞれの工事で足場を組む必要がありますが、同時に行えば1回の足場設置で済みます。

一般的な戸建て住宅の場合、足場代は約20万円程度かかるため、この節約は大きな意味を持ちます。また、同時施工によって工期を短縮できるため、人件費を抑えることも可能です。

さらに、外壁と屋根を一緒に塗装することで、住宅全体の見た目の統一感が生まれ、美観が向上するというメリットもあります。

塗料のグレードを見直す

外壁塗装の費用を抑えるためには、使用する塗料のグレードを見直すことが効果的です。

一般的に、塗料は耐久性や機能性によってグレードが分かれており、高級なものほど価格が高くなります。

高級塗料は確かに耐久性に優れていますが、必ずしもすべての住宅に最高級の塗料が必要というわけではありません。

住宅の立地条件や今後の居住予定期間などを考慮し、適切なグレードの塗料を選ぶことが重要です。たとえば、数年以内に転居を考えている場合は、比較的安価なアクリル系塗料でも十分かもしれません。

ただし、塗り替えの頻度が増えると長期的にはコストが高くなる可能性もあるため、慎重に検討する必要があります。

外壁塗装業者の選び方 

家の屋根・壁

ここでは、外壁塗装業者の選び方を紹介します。

自社施工をしているか

外壁塗装業者を選ぶ際に、自社施工を行っているかどうかは非常に重要なポイントです。

自社施工とは、契約した業者の社員が直接施工を行うことを指します。これにより、中間マージンが発生せず、費用を抑えることができます。

また、施工内容の伝達がスムーズで、顧客の要望が確実に反映されやすくなることもメリットの一つです。

下請け業者を使う場合は情報の伝達ミスや追加費用が発生するリスクが高まります。自社施工を行っている業者を選ぶことで、コストパフォーマンスと施工の質の両方を確保することができるでしょう。

施工実績を公開しているか

施工実績の公開は、業者の信頼性を判断するうえで重要な要素です。

ホームページやパンフレットに過去の施工事例や顧客の声が掲載されている業者は、透明性が高く、信頼できると考えられます。

施工実績を確認することで、その業者がどれだけの経験を持ち、どのような工事を行ってきたのかを把握することが可能です。

施工実績をしっかりと公開している業者を選ぶことが、安心して工事を任せるための一つの基準となります。

建設業許可・塗装技能士資格を保有しているか

外壁塗装業者を選ぶ際には、建設業許可や塗装技能士資格を保有しているかどうかも確認する必要があります。

これらの資格は、業者の技術力や信頼性を証明するものです。

建設業許可は一定の基準を満たした業者にのみ与えられるものであり、塗装技能士資格は国家資格で、専門的な知識と技術を持つことを示しています。

これらの資格を持っている業者は、法令遵守や高い技術力を持っていると考えられ、安心して工事を任せることができます。

まとめ 

この記事では、戸建ての外壁塗装の相場や相場を決める要素、費用を抑える方法や外壁塗装業者の選び方などについて解説しました。

外壁塗装の相場はさまざまな要因によって細かく変動するものであり、たとえ同じ塗料、同じ塗装面積でも住宅によっては費用が異なります。

外壁塗装にかかる費用は高額になりやすく、費用を抑えたいという方も多いです。しかし、金額の安さだけで業者を選んでしまうと思わぬトラブルにつながる可能性があるため、まずは業者の信頼性を見極めることが重要です。

ホーム・インテリジェンス』は、外壁塗装と屋根リフォームの専門会社です。

本当に求められているご要望がどのような事なのかをしっかりヒアリングさせていただいたうえで、お客様の予算に沿った正確かつ明瞭な見積もりを提供します。

外壁塗装のプロフェッショナルとして塗料選定のアドバイスや工事内容の詳細をわかりやすくご説明しますので、外壁塗装を検討している方はぜひお気軽にご相談ください。

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