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リフォーム知恵ブログ
2021.10.06

外壁塗装の塗料は油性か水性どちらが良いの?適切な選び方も紹介します!

皆様は、塗料に油性と水性があることをご存じですか。
外壁塗装を控えており、油性と水性で選択をする際にどのように判断すれば良いかをご紹介いたします。
横浜で外壁塗装を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

□油性と水性のメリットとデメリットは?

*水性塗料について

水性塗料とは、水で塗料の原料を薄めて作ったものです。

さて、メリットはどのようなものがあるのでしょうか。

まず最大のメリットとして、匂いがきつくないことが挙げられるでしょう。
これは、油性塗料と違い、シンナーが含まれておらず、水で薄められている為でしょう。
シンナーが含まれていないことで、引火の心配もありません。

そして、シックハウス症候群の原因物質であるVOCも含まれていないというメリットもあります。
つまり、人体にも環境にも優しい塗料と言えるでしょう。

次に、水性塗料のデメリットを紹介します。

水性塗料は、固まりにくく工期が長引くという懸念点があるでしょう。
また、素材によっては、密着しにくく「下地をサンドペーパーで磨く、油性塗料で下塗りをする」などの工程を挟む手間が必要というデメリットもあります。

*油性塗料について

油性塗料は、どのような特徴があるのでしょう。
油性塗料は、塗料の原料を有機溶剤で薄めたものです。
まず、油性塗料のメリットから紹介します。

油性塗料のメリットは、有機溶剤にシンナーなどを用いる為、塗膜の耐久性が高く長持ちするという点です。

そして、乾燥が早く、密着性が高い為、工期も短くて済みます。
水性塗料のように、様々な工程を挟むこともなく、単純な作業で終わります。

油性塗料のデメリットは、VOCが含まれているという点です。
VOCは、人体のみではなく環境にも影響を及ぼします。

さらに、有機溶剤に含まれるシンナーは引火すると火事にも繋がるでしょう。
管理には、気を付ける必要があります。

ただし、近年は「弱いシンナーでも溶かせる「弱溶剤」と呼ばれるタイプの塗料も開発されています。」
この塗料であれば、先ほど挙げたデメリットをカバーできるのではないでしょうか。

□水性と油性の選び方

塗料の種類を選ぶ際に気を付ける点は、耐久性、費用、そして周りへの影響の3点です。

耐久性は、油性塗料が高いでしょう。
水性塗料についても、近年は耐久性の向上がされています。
よって、一概に水性塗料は耐久性が低いとは言えません。

費用は、水性塗料が安いです。
水性塗料は、水で薄めているため費用が抑えられるのでしょう。

最後に、匂いや周りへの影響です。
油性塗料のデメリットで述べた通り、油性塗料は人体と環境に悪影響でしょう。
匂いについても、油性塗料の方が強いです。

以上の三点を理解して、皆さまのご希望に合う塗料をお選びください。

□まとめ

この記事では、油性塗料と水性塗料の違いをご紹介しました。
選ぶ際は、この記事で紹介したそれぞれの特徴をよく理解しましょう。
当社では、塗料選びの相談もお受けしておりますので、お気軽にご相談ください。

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