「遮熱塗料を導入したいけれど、初期費用が高そう」
外壁塗装を検討されている方でこのような悩みをお持ちの方も多いです。
そこで今回は、遮熱塗料の特徴と導入時の助成金について解説します。
□遮熱塗装の特徴とその効果とは?
一言で説明すると、遮熱塗装とは太陽光を反射する効果のある塗料を外壁にコーティングすることです。
これによって、室内の温度上昇を抑制できるので夏場のエアコン代の節約に役立ちます。
この効果により省エネ商品として国からも推奨されているため、補助金が下りることもあるのです。
また、遮熱塗料の耐用年数は、約8〜12年で一般的なシリコン塗料とほぼ同等です。
環境省のデータによると、屋根に遮熱塗装をすることで夏場の室温上昇を約1.8度抑制でき、体感温度としては2.0度くらい涼しく感じられるそうです。
これに加え、電気代に換算すると年間約1800〜7600円の節約になるとのことです。
注意点としては、暑さを軽減する効果はあっても、寒さ対策はできない点が挙げられます。
費用が高くなっても寒さ対策をしたいという方は、室内の温度変化を軽減する「断熱塗料」の検討もおすすめします。
□遮熱塗装にも適用できる省エネリフォーム制度をご紹介します!
省エネリフォーム制度とは、国や自治体が地球温暖化などの防止を目的とし、それらにつながる工事に対して補助金や助成金を出す制度です。
この制度を受けるための条件は、依頼主と施工業者の双方が制度を実施している同じ地域内であることです。
自治体により実施していない場所もありますし、申請方法や受給額も異なりますので、詳しくはお住まいの自治体のホームページを確認してみてくださいね。
それに加え、もう一つの重要な条件は、省エネリフォームの工事であることです。
省エネリフォームとは、前述の通り地球温暖化やヒートアイランド現象の抑制が目的ですので、外壁塗装においては「遮熱塗料」または「断熱塗料」を使用しての工事が対象です。
その他の一般塗料では省エネリフォーム工事の対象にならず、受給対象外となります。
外壁塗装を考えている方は、ご家庭の状況をみて、お得と判断できるのであれば遮熱塗装を検討してみるのもおすすめです。
□まとめ
今回は、外壁塗装を検討されている方へ、遮熱塗装の実際の効果と、導入時の助成金をご紹介しました。
当社は、外壁塗装と屋根のリフォームを専門とした施工業者です。
自分だけで遮熱塗料をするか否かの判断が難しい場合は、ぜひご相談ください。