皆さんこんにちは。ホームインテリジェンスブログ担当のてっちゃんです!
今年の六月はかなり暑い日が続きますね!!
私の友人なんかはもうクーラーを付けている人なんかも居たりします。
こういう時期は、外気温と室内の気温で差があり体調を崩しやすくなりますので、予防のためにも一枚羽織るものを出先に持っていくことをおすすめします!
また寝るときは、タオルケットでも良いのでおなかに一枚掛けて寝ると風邪の予防になります。
さて、今回は一級塗装技能士に学ぶ外壁塗装【刷毛・ローラー編】という事でお送りさせて頂きます。
外壁塗装をするには、主に2種類の道具を使い塗装していきます。
1つは「刷毛」そしてもう1つが「ローラー」です。
塗装をする職人さん達は、この2つを用途によって使い分けて綺麗に、早く外壁塗装をしています。
またこの刷毛・ローラーの中でも沢山の種類が有り、塗装する面の材質や、形などでも変わってきます。
ですので、それぞれ材質や、用途別に「刷毛」「ローラー」の種類を解説して行きます!
1.こんなに沢山ある!!刷毛の種類
上でも書いたように、刷毛の種類は沢山あります。
その中でも特に使用頻度の高いものを「形状」「材質」別に紹介させて頂きます。
形状
➀平刷毛
平刷毛は、塗装接触部分の幅が広く、広い面・平らな面を塗装する事に適しています。
➁筋交い(スジカイ)刷毛
筋交い(スジカイ)刷毛は、柄の部分と、毛の部分が斜めに作られており、通常よりも塗装しづらい部分を塗装するために良く使われます。
➂目地刷毛
目地刷毛は、目地の間や、サッシュ、タイルの溝など細かい部分を塗装する刷毛です。柄が細くて毛幅が狭いタイプが多く、小回りが利くためタッチアップなどに使用します。
材質
➀豚毛
太くて弾力性・柔軟性に優れ、馬毛よりも硬く腰のある毛質です。硬いといっても毛先部分は割れていて意外と柔らかく、低粘度の防虫剤・防腐剤の木部への塗装などに向いています。馬毛と同様、天然素材のため太さが一定ではなく、長さにも限界があります。
➁山羊毛(ヤンオ)
ヤンオとは、山羊の尾毛のこと。山羊毛の中でも腰があって耐久性に優れ、毛先が良いため、より繊細なタッチに対応出来ます。
➂化学繊維
吸水率が低いため、水性塗料刷毛に主に使用されます。獣毛に比べて耐摩耗性に優れており、耐薬品性も高めです。毛の寸法が安定しており、電気特性も良好。また耐クリープ性、疲労性にも優れており、120~140℃の環境下でも連続使用が可能です。
このように沢山の種類の刷毛がありますので、使用する箇所や材質で使い分けてみましょう!
2.外壁塗装の代名詞、「ローラー」の種類
ローターの場合形状は3種類、材質(編み方)は2種類に大別されます。
形状
➀レギュラーローラー
昔からある定番のローラーで、幅広い現場で使用されています。長さサイズは基本的に9インチですが、様々なサイズがあるため適合するハンドルを選びましょう。大きめのサイズなので、障害物のない広い面積の塗装に適しています。
➁ミドルローラー
レギュラーとスモールの中間に位置するサイズで、広い面積も狭い場所も両方得意な万能タイプです。ハンドルはミドルローラー専用か、ミドル・スモール兼用を使用します。長さサイズは7インチが一般的です。
➂スモールローラー
小口径形タイプです。長さサイズは主に4インチと小さく、小回りが利くため、窓やドア、スイッチ周りなどの入り組んだ場所や狭い面積の塗装に向いています。使用するハンドルはスモールローラー専用か、ミドル・スモール兼用です。
材質(編み方)
➀ハイパイル
ループ状に編まれた裏地に繊維がV字型に引っ掛けられたタイプ。繊維は根元から枝分かれし、塗料含み・かぶりや吐出し性に優れている。一方、飛散性・仕上がりは劣ります。ニットのように複雑に絡んでいる綿状の織り方で、現在の主力です。塗料を含みやすく扱いやすいので、外壁の塗装に適しています。
➁ウーブン
格子状の織り裏地に繊維がW字型に織り込まれたタイプ。繊維は撚り糸状で塗料含みは少なめだが、空気の抜けが良く気泡が少ない。また繊維がしっかり織り込まれ、摩擦や引っ張りにも強いので高粘度塗料にも適する。 生地の目から立ち上がっている糸を撚り合わせるという織り方です。毛が抜けにくく泡立たないので仕上がりが良く、内装の塗装に適しています。
3.ローラーの使い方
このローラーの使い方を知らない職人さんが意外にも多いんです。ですので、改めてローラーの本来の使い方を説明していきます。
➀塗料を含ませる
最初はたっぷりと塗料をローラーに含ませます。ハンドルにはなるべく付かないようにすることがポイントです。容器のフチやローラーネットでよくしごき、気泡を潰して、塗料をしっかりとローラーに馴染ませましょう。
➁最初は軽く押し当てる
最初はあまり力を入れずに対象に押し当て、ゆっくりと塗ります。塗る面とローラーの角度は45度が理想です。だんだんと塗料が少なくなっていくので、徐々に力を入れて塗っていきましょう。
➂「M」字が基本
まずは「M」を書くように塗料を配りましょう。そして、端から塗料を伸ばすつもりで順番に縦に塗っていきます。
➃塗り接ぎは目立たない場所に
天井から床までなど、広い面積を塗る場合は塗り接ぎが必要になります。塗り接ぎ箇所は足元などの目立たない場所にし、目の高さにならないよう注意してください。また、高い場所を塗る時は、つぎ柄を利用しましょう。
➄中断する時は?
中断する場合や2回目の塗りに入る前は、ローラーをそのままにしておくと固まってしまいます。ビニール袋などに入れて密閉し、空気を抜いておきましょう。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか??職人さんでも意外と知らない情報があったのではないでしょうか?このような情報を記事にしてまとめていますので是非ご購読よろしくお願い致します。
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