「近所の方が外壁塗装をお願いしているのを見て、うちもいつかやろうとは思っているけど…いつ頃が目安なのかよく分からない。業者に頼む前に自分で確認出来ないかしら。」
上記のような悩みにお答えします。
本記事では、外壁塗装に最適な時期の解説と、外壁塗装が遅れることの問題点、さらにはセルフチェック方法を解説していきます。
1.外壁塗装の時期はいつが良いのか
外壁塗装を行った方がいい目安としては『築7年~10年』となります。
お家は建てられているその時から劣化が進んでおり、10年も経てば目にはっきり見えなくとも、必ず不具合が出ています。
私たちの身近にある、車・携帯電話・家電・洋服…何でもそうですが”永遠に同じ状態のまま”というわけにもいかず、買い替えたり、修理したりしますよね?
それと同じように、お家もずっと良い状態のままではいられません。長く、安心して住めるようにメンテナンスはとても大切です。
2.外壁塗装の時期が遅れることの問題点とは
次のような問題が発生する可能性があります。
問題点①:外壁塗装の耐久性、防水性が低下
外壁塗装がしっかりしていないと、雨や湿気を防ぐことが出来なくなり、腐食やカビの原因になります。
問題点②:外壁自体の耐久性が低下
ひび割れ(クラック)などが起こると、建物自体を支える機能が低下してしまいます。またそこからの雨の侵入によって脆くなり、あまりにも症状が酷いと崩れたり、傾いたりする可能性があるのでとても危険です。
問題点③:これから行う外壁塗装が長持ちしない
症状が酷かったり、長い年月が経ちすぎてしまっていると、これから行う外壁塗装にも影響が出てしまい、修繕前の壁の状態によっては、上手く壁と塗装が密着せず、規定の年数より長持ちしなくなってしまいます。
このように色々な機能が低下してしまい、場合によっては手遅れ…なんてことにもなってしまう可能性があるので、早い段階で発見し、症状が小さいうちに対処することがとても重要になってきます。
3.外壁塗装のセルフチェック方法
『業者に頼む前に自分で確認出来ないかしら…』と悩む方へ、、、結論は「出来ます」!!
どれも重要な症状です。 お家を外から一周見てみてください。 まずは発見が大切…!!重要度が上から順に強~弱となっています。
外壁塗装を行う時期の目安として、今すぐに自分で確認出来る方法を「6つ」お伝えするので、是非チェックしてみて下さい。
①外壁の剝れや膨れ
外壁塗装の剥がれや膨れは、塗料が外壁にしっかりと密着出来ておらず、取れてしまい起こる現象です。
これは、塗装を行った業者の施工不良などの「経年劣化以外の原因」で発生することが多いです。ですが、必ずしも業者の施工不良だけが原因というわけでもなく、強い紫外線や雨風、立地条件になどによって、剥がれや膨らみが発生してしまうこともあります。
放置してしまうと、雨などが外壁内に侵入し、症状が悪化していく一方なので早めに修繕を依頼しましょう。
②外壁のひび割れ(クラック)
写真のようなひび割れはありませんか?
地震による振動、長年の膨張・伸縮の繰り返しによる老化、建物の構造上の問題などが原因で起こる症状の1つです。
国道や線路の近くのお家にも多く見かけられ、どんなに小さなひび割れでも雨漏りや建物を支えられなくなってしまう要因になってしまいます。
小さなものなどであれば簡単な補修で修繕出来る場合があるので、規模が大きくなり、時間も費用もかかってしまう前に早めに相談しましょう。
③外壁のシーリングのひび割れ(クラック)
シーリングとは、窓の周りや玄関周り、サイディングボード(板状の外壁素材)の継ぎ目に使われている、雨の浸入を防ぐためのゴム状のコーキング材のことです。
シーリングは年数が経つと弾力性がなくなり、写真のようにひび割れが発生します。
他にも地震による振動や気温の変化により生じる歪を、クッションとして吸収し、外壁自体にひび割れを発生させないように守ってくれています。
雨の侵入で腐食したり、外壁自体に大きな負担がかからないようにするためにも、早めに相談しましょう。
④外壁のチョーキング
外壁を少し指で触ってみてください。 指先に粉のようなものが付着していませんか? この現象を「チョーキング」といいます。
太陽光や雨風、紫外線や熱などにより塗料樹脂が劣化し、塗膜から粉がふくようになります。
チョーキングの具合にもよりますが、この現象が起こってしまうまでに、外壁塗装を行うのが良いでしょう。チョーキングが現れたら相談してみるのがいいかもしれません。
⑤外壁にコケ・藻・サビ
コケや藻は、日の当たらないお家の陰や、垣根や植え込みの近くなど、日陰や結露の多い場所で発生しやすいです。
外壁や屋根自体を直接傷める原因ではありませんが、塗膜性能の劣化により防水性が低下したりしてしまいます。また、サビは放置すると範囲が広がり、進行すると表面だけでなく、内部が腐食します。
こうなると塗装をするどころではなく、規模の大きい修繕になってしまう可能性もあるので、サビは広がってしまう前に処置などをして相談してみましょう。
⑥外壁の変色やツヤがない
太陽光や雨などで色が変色したり、ツヤがなくなってしまいます。
この段階では、まだ塗膜は機能しているので防水効果があり、今すぐ外壁塗装が必要な状態ではありません。ですが、外壁塗装を行うことでひび割れ(クラック)は補修され、汚れも付きにくくなります。
なので対策として外壁塗装を行ったり、あまりにも症状が酷いようであれば、相談してみるのがいいかもしれません。
いかがでしたか?当てはまるものはあったでしょうか?
さまざまな症状がありましたが、どれも大切なサインです。そのまま先延ばしにしてしまっても、症状は必ず進行します。
少しでも「不安」「やっぱりよく分からない」などと感じたら、無料相談も受け付けておりますので、お気軽にご相談くださいませ。
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