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リフォーム知恵ブログ
2026.07.11

外壁コーキング打ち替えの費用相場|単価と30坪の総額・増し打ちとの違いを解説

「外壁の目地がひび割れてきたけど、コーキングの打ち替えっていくらかかるの?」
「業者に増し打ちを勧められたけど、打ち替えとどっちが正解?」

コーキング(シーリング)の補修を考え始めると、まず気になるのが費用ですよね。実はコーキング工事の費用は、材料代よりも「足場を組むかどうか」で総額が大きく変わるんです。ここを知らずに単価だけで比較すると、あとで「思ったより高い…」となりがちです。

この記事では、横浜市磯子区で横浜市の外壁塗装・屋根リフォームを手がけるホーム・インテリジェンスが、コーキング打ち替えの費用相場を単価表と総額シミュレーションで正直に解説します。年間220棟の施工現場で実際に見てきた「損しないタイミング」もお伝えしますね。

コーキング打ち替え作業の様子

【結論】コーキング打ち替えの費用相場

先に結論からお伝えします。コーキング工事の単価相場は次のとおりです。

打ち替え・増し打ちの単価相場

工法単価(1mあたり)内容
打ち替え900〜1,200円/m
+撤去費100〜300円/m
古いコーキングを撤去して新しく充填。防水性能が完全に復活
増し打ち500〜900円/m既存の上から充填。費用は安いが厚みを確保できない場合あり

※上記は横浜市の戸建て(サイディング外壁)での目安です。建物の形状・劣化状況により変動します。

単価だけ見ると「意外と安い?」と感じるかもしれません。ただ、実際の総額はここに施工メーター数足場代が乗ってきます。

30坪の戸建てでの総額シミュレーション

一般的な30坪(2階建て・サイディング外壁)の場合、目地とサッシ周りを合わせたコーキングの総延長はおよそ150〜200mです。

サイディング外壁の目地
項目金額の目安
打ち替え工事費(150〜200m×単価)15〜25万円
足場代(架け払い)15〜20万円
総額30〜45万円前後

そうなんです。工事費と同じくらいの金額が足場代にかかるんですね。ここがコーキング工事の費用を考えるうえで一番大事なポイントで、後ほど詳しくお話しする「外壁塗装との同時施工」につながってきます。

サイディングとALCでは費用が変わります

もうひとつ、意外と知られていないのが外壁材による費用の違いです。窯業系サイディングとALC(軽量気泡コンクリート)では、目地の性質がまったく違うんです。

ALC外壁の深い目地
外壁材目地の特徴費用への影響
サイディング目地は浅め。パネルが大きく目地の本数は標準的この記事の単価表が目安
ALC目地が深く材料の使用量が多い。パネル幅が狭く目地の本数も多い単価がやや上がり、総延長も長くなるため総額は2〜3割増えることも

ALCは目地が深いぶんコーキング材をたっぷり使うので、同じ「1m」でも材料費が変わってきます。一方で、深い目地は厚みをしっかり確保できるため増し打ちに向いているという利点も。ALCのお住まいなら「増し打ち+高耐久材」という組み合わせがコストと耐久のバランスで有力な選択肢になります。このあたりは外壁材を見れば一目で分かるので、点検時にご自宅がどちらのタイプかもお伝えしていますよ。

足場が不要なケースもあります

1階部分だけの部分補修や、平屋で手が届く範囲であれば、足場なし(または部分足場)で施工できることもあります。その場合は数万円〜十数万円で収まるケースも。「うちは足場が必要?」と迷ったら、点検時に確認してもらうのが確実です。

「打ち替え」と「増し打ち」どっちが正解?

見積もりを取ると「増し打ちなら安くできますよ」と言われることがあります。確かに増し打ちは安いのですが、どちらが適切かは劣化状況と場所で決まります。安いからという理由だけで選ぶと、数年でやり直しになることも。

打ち替えが必要なケース

こんな状態なら打ち替え一択です

・コーキングが外壁から剥がれている(剥離)
・完全に切れている、欠け落ちている(断裂・欠落)
・押すと隙間ができるほど痩せている(肉痩せが重度)
・前回の施工から10年以上経過している

劣化したコーキングの上から新しい材料を乗せても、下の古い層ごと剥がれてしまうためです。防水機能をしっかり回復させたいなら、撤去して新しく充填する打ち替えが基本になります。

増し打ちで済むケース

増し打ちが合理的なケース

・サッシ(窓)周り ※撤去時に防水紙を傷めるリスクがあるため、あえて増し打ちが推奨される場所です
・ALC外壁の目地(目地が深く、厚みを確保できる)
・劣化がごく軽微で、ひとまず延命したい場合

「サッシ周りは増し打ち、目地は打ち替え」という組み合わせが実際の現場では多いです。全部打ち替え・全部増し打ちと単純化せず、場所ごとに工法を分けている見積もりは、むしろ信頼できるサインですよ。

ご自宅のコーキングがどの劣化段階かは、こちらの記事で写真つきのサインを紹介しています。あわせてどうぞ。
外壁コーキングとは?役割・種類・寿命と劣化サインの見分け方

費用を左右する4つの要素

コーキング工事の見積もりイメージ

①材料のグレード

コーキング材には変成シリコン系、ウレタン系、オートン超耐久系などのグレードがあり、耐用年数は7年程度〜15年以上まで幅があります。外壁塗装と寿命を合わせるなら、高耐久タイプを選ぶと次のメンテナンスサイクルがきれいに揃います。単価差は1mあたり100〜300円ほどなので、総額への影響は数万円。ここはケチらないほうが結果的にお得なことが多いです。

②施工メーター数

同じ30坪でも、窓が多い家や凹凸の多いデザインの家は目地の総延長が長くなります。見積もりに「◯◯m」と数量が明記されているかは必ずチェックしましょう。「一式」表記だけの見積もりは比較ができません。

③足場の有無

先ほどのとおり、足場代は15〜20万円。総額の3〜4割を占める最大の変動要素です。

④劣化の進行度

劣化を放置して雨水が入り込むと、下地の補修や外壁材の交換が必要になり、費用は一気に跳ね上がります。コーキングの寿命はおおむね5〜10年。ひび割れや剥離を見つけたら、早めに動くほうが結局安く済みます。

横浜市はコーキングの劣化が早い?沿岸部特有の事情

横浜市の沿岸部の住宅街

実は横浜市、コーキングにとってはなかなか過酷な環境なんです。

磯子区・金沢区・中区などの沿岸エリアは、海からの潮風に含まれる塩分が外壁に付着しやすく、コーキングの表面劣化を早めます。さらに横浜は日照時間が比較的長く、南面・西面の目地は紫外線のダメージも受けやすい。内陸の住宅地と比べて、同じ材料でも体感1〜2割ほど劣化が早い印象を、私たちは現場で持っています。

また、丘陵地の多い横浜では風の通り道になる立地も多く、雨が横から吹き付ける「横なぐりの雨」が目地の弱点を突いてきます。「築8年だけどもうひび割れてる」というご相談が沿岸部で多いのは、こうした地域事情があるからなんですね。

逆に言えば、横浜で長持ちさせるコツは高耐久グレードのコーキング材を選ぶこと。塩害エリアの施工経験が豊富な地元業者なら、立地に合わせた材料選定を提案してくれるはずです。

外壁塗装と同時なら足場代が1回で済みます

ここまで読んでくださった方はもうお気づきだと思いますが、コーキング工事で一番もったいないのは足場代を2回払うことです。

進め方足場代10年トータルの負担感
コーキングだけ先に→数年後に外壁塗装15〜20万円×2回足場代が二重にかかる
外壁塗装と同時に打ち替え15〜20万円×1回15〜20万円の節約

コーキングの寿命(5〜10年)と外壁塗装の目安(10〜15年)は近いので、どちらかの劣化が見えてきたタイミングで同時にメンテナンスするのが、トータルでは一番経済的です。実際、当社でも打ち替え単体のご相談から診断に伺い、「塗装もあと2〜3年なので、同時のほうがお得ですよ」と正直にお伝えして計画を立て直すケースがよくあります。

▶ 同時施工を検討する場合の外壁塗装側の費用感は、【2026年版】外壁塗装の相場は横浜市でいくら?坪数・塗料別の目安と見積もりの読み方で坪数別にまとめています。コーキングとあわせた総額イメージを掴むのにお役立てください。

もちろん「今は目地だけ直したい」というご事情もあると思います。その場合も、次の塗装時期から逆算して増し打ちで延命するのか、打ち替えで仕切り直すのか、選択肢を並べて選べるようにご提案しています。

見積もりで確認したい5つのポイント

最後に、コーキング工事の見積もりを比較するときに見てほしいポイントです。不安を煽るつもりはないのですが、ここが書かれていない見積もりは判断材料が足りない、というチェックリストとして使ってください。

見積もりチェックリスト

①「打ち替え」か「増し打ち」か、工法が場所ごとに明記されているか
②施工数量(◯◯m)が書かれているか(「一式」だけはNG)
③撤去費・処分費が含まれているか
④使用するコーキング材の商品名・グレードが書かれているか
⑤保証の有無と年数

▶ 見積書のチェックとあわせて、そもそも「信頼できる会社かどうか」の見極め方は、【横浜市】外壁塗装業者の選び方|失敗しない7つのチェックポイントで詳しく解説しています。

ちなみに当社の見積もりは、数量・材料名・工法をすべて明記するスタイルです。一級塗装技能士が在籍し、横浜市を中心に年間220棟の塗装・補修を手がけていますが、Googleの口コミ(104件・★5.0)で「説明が丁寧」と言っていただけるのは、この”全部見せる”見積もりのおかげかなと思っています。

よくある質問

Q1. コーキングの打ち替えだけお願いできますか?

A. もちろん可能です。ただし足場が必要な場合は足場代のご負担が大きくなるため、外壁塗装の時期が近い場合は同時施工のシミュレーションもあわせてご提案しています。比較して選んでいただければOKです。

Q2. DIYで増し打ちすれば安く済みますか?

A. 1階の手が届く範囲の応急処置なら不可能ではありません。ただ、プライマー(接着剤)処理や厚みの確保が不十分だと1〜2年で剥がれてしまい、かえって本工事の撤去費が増えることも。2階以上は転落の危険があるので、正直おすすめできません。

Q3. 工事にはどれくらい日数がかかりますか?

A. 30坪前後の戸建て全体の打ち替えで、乾燥時間を含めて2〜4日が目安です(足場の架け払いは別途)。雨の日は施工できないため、天候により前後します。

Q4. 火災保険は使えますか?

A. 経年劣化は対象外ですが、台風などの災害でコーキングや外壁が損傷した場合は対象になる可能性があります。点検時に損傷の原因もあわせて確認しますので、お気軽にご相談ください。

まとめ|まずは劣化状況の確認から

外壁・コーキングの無料点検の様子

コーキング打ち替えの費用は、単価900〜1,200円/m、30坪の戸建て総額で30〜45万円前後(足場込み)が目安です。そして総額を左右する最大の要素は足場代。外壁塗装との同時施工で足場代を1回にまとめるのが、一番賢いタイミングの取り方です。

とはいえ、打ち替えが必要なのか増し打ちで延命できるのかは、実際の劣化状況を見ないと判断できません。ホーム・インテリジェンスでは、コーキングと外壁の状態を無料で点検し、写真つきでご説明しています。「まだ工事するか決めてない」段階でも大丈夫です。現状を知るところから始めてみませんか?

コーキングのひび割れ、気になったら無料点検へ
横浜市・磯子区の地元店として、点検・お見積りは無料です。
しつこい営業は一切しません。まずは現状チェックだけでもどうぞ。

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