外壁塗装で使う塗料には、多くの種類があります。
それぞれの塗料では、耐用年数や素材が異なりますが、どうやって選べば良いのか迷ってしまいますよね。
外壁の状況によっても適切な塗料は変わるため、選び方を知っておく必要があります。
そこで今回は、外壁塗装で使う塗料の選び方について、横浜の職人が解説します。
□塗料の選び方のポイントとは
*住宅の特徴を押さえておくこと
塗料を選ぶ前に、まずは住宅の特徴を押さえておくことが重要です。
押さえておきたい住宅の特徴を以下に2つご紹介します。
1つ目は、住宅の外壁の種類についてです。
一口に外壁といっても、モルタルやコンクリート、サイディングなど多くの種類があります。
それぞれの種類に適した塗料は異なるため、外壁の種類を把握し、適した塗料を選べるようにしてください。
2つ目は、住宅の環境についてです。
降水量が多い地域や、海沿いの地域など、気候や環境により適した塗料は異なります。
*塗料の特徴を把握しておくこと
外壁塗装に使われる塗料は、アクリル系塗料・ウレタン系塗料・シリコン系塗料・フッ素系塗料・特殊塗料の5つあります。
それぞれの特徴を知り、皆様に合ったものを選んでみてください。
アクリル系塗料は、最も価格が安く、耐用年数は4〜7年と短いです。
ウレタン系塗料は、耐用年数が6〜10年ほどです。
シリコン系塗料が出てからは、あまり使用されなくなりました。
シリコン系塗料は、現在最も多くの方が選ばれる塗料で、コストと質のバランスが良いです。
価格を抑えながら長持ちする塗料を選びたい方にはおすすめです。
フッ素系塗料は、塗膜が硬く、光沢があるという特徴があります。
しかし、ひび割れしやすいという欠点もあるため、注意してください。
特殊塗料は、遮熱塗料や防水塗料、光触媒塗料など、優れた機能をもつ塗料を指します。
□状況別におすすめの塗料をご紹介
「とにかくコストを抑えたい」という方には、アクリル系塗料をおすすめします。
上記でご紹介した中で最も価格が安く、少しでも予算とコストを抑えたい方には適しています。
しかし、耐用年数が短いため、頻繁に塗り替えが必要となる点に注意してください。
また、「耐久性がある外壁にしたい」という方には、フッ素系塗料をおすすめします。
フッ素系塗料には、耐用年数が長く、汚れが落としやすいというメリットがあります。
□まとめ
今回は、外壁塗装で使う塗料の選び方について解説しました。
本記事を参考に、皆様の住宅に合った塗料を選んでみてください。
塗料についてお悩みの方は、お気軽に当社までお問い合わせください。
横浜市の当社オフィスにて、無料相談会も行っていますので、ぜひご参加ください。